子どもの熱、夜に病院へ行くか迷うときは?伊豆の夜間救急と#8000

夜の11時。
寝ている子の体が熱い気がして測ってみると、38.6℃。
昼間は元気だったのに、今から病院に行くべきか、朝まで様子を見ていいのか。
病院へ行くか迷う気持ちのまま、スマホを片手にひとりで調べている。
子どもの熱で一番つらいのは、こうした「判断しなければいけない夜」かもしれません。

結論:夜に子どもが熱を出して病院へ行くか迷ったら、まず静岡こども救急電話相談「#8000」(毎日24時間)に電話するのが確実です。
生後3か月未満の38℃以上の熱、ぐったりしている、水分がとれない、けいれんを起こした、といった様子があるときは、急いで受診する目安として自治体が案内しています。
命にかかわると感じたら、迷わず119に電話してください。

この記事を書いた人:いずっこ編集部(運営:株式会社峰・静岡県熱海市)。
伊豆13市町の夜間救急・当番医の案内ページを公式サイトで確かめて記事にしています。
医師・看護師ではないため、受診するかどうかの判断は #8000 や医療機関に相談してください。

目次

子どもの熱、夜に病院へ行くか迷うときはまず#8000

静岡こども救急電話相談(#8000)は、子どもの急な病気やけがで受診に迷ったとき、看護師や小児科医が電話でアドバイスしてくれる窓口です。
静岡県が実施していて、毎日24時間つながります。

項目 内容
番号 プッシュ回線の固定電話・携帯電話は「#8000」
ダイヤル回線・IP電話 054-201-9910
受付時間 毎日24時間
相談する人 看護師や小児科医
費用 相談は無料(通話料は利用者の負担)

(2026年11月時点。
11月4日に静岡県 静岡こども救急電話相談(#8000番)で確認。
通話料の扱いは西伊豆町の案内ページによる)

#8000は全国共通の番号で、厚生労働省も子ども医療電話相談事業(#8000)として案内しています。

意識がない、呼吸が苦しそう、けいれんが止まらない、顔色が明らかに悪い、など命にかかわると感じたときは、#8000ではなく、すぐに119に電話してください。

電話の前にメモしておくこと

#8000に電話すると、子どもの様子を聞かれます。
次のことを紙に書いておくと、落ち着いて伝えられます。

– 子どもの年齢(月齢)と体重
– 熱が出た時間と、今の体温
– 機嫌、顔色、水分がとれているか、おしっこが出ているか
– せき、嘔吐、下痢、発疹、けいれんなど、熱以外の症状
– 持病や、かかりつけの医療機関

自治体が案内する「急いで受診する目安」

受診の目安は、熱の高さだけでなく、機嫌・顔色・水分がとれているかなどの全体の様子で考えるのが基本です。
ここでは、長野市が公開している「子どもの救急・急病ガイドブック」の表現をそのまま引いて紹介します。

長野市 熱が出たらでは、子どもで問題となる「発熱」を38℃以上としています。
そのうえで、「急いで受診の目安」として次の様子を挙げています(2026年11月4日に確認)。

急いで受診の目安(長野市のガイドブックより)
生後3か月未満の乳児が熱(38℃以上)を出した
熱でおかしな動作をする、うなされて目が合わない
解熱剤を使って、一時熱は下がったが、元気がなくぐったりしている
水分が取れない、おしっこの回数が少ない
けいれんを起こした

同じページでは、生後3か月になる前の子どもが高熱を出したときは、重い感染症の可能性があるとしています。
また、意識がはっきりしない、嘔吐が続く、顔色が悪い、なども重症の可能性があるとしています。

生後3か月未満の赤ちゃんの38℃以上の熱は、夜間でも急いで受診する目安とされています。
迷ったら #8000 に電話してください。

様子を見られることが多いとき

一方で、熱があっても、機嫌がよく、水分がとれていて、眠れているときは、あわてて夜中に受診しなくてよい場合も多いと、多くの自治体が案内しています。
翌朝、かかりつけの医療機関に相談する、という選択もあります。

ただし、これは一般的な目安です。
子どもの病気は急に様子が変わることがあり、ケースによって異なります。
「いつもと違う」と感じる親の感覚も大切な手がかりなので、迷ったら #8000 に聞いてください。

熱の高さと病気の重さは、必ずしも一致しないと言われます。
数字だけでなく、顔色や機嫌、水分のとり方を見てください。

熱と一緒に見ておきたい症状

発熱のときは、熱以外の症状もあわせて見ておくと、#8000や医療機関に伝えやすくなります。
どれも一般的な目安で、当てはまるかどうか迷うときは電話で相談してください。

一緒に見る症状 見るポイント 伝え方の例
嘔吐 回数、水分を飲んでも吐くか 「2時間で3回吐いた」
下痢 回数、おしっこが出ているか 「最後のおしっこは夕方6時」
せき・呼吸 ゼーゼーする、肩で息をしている 「横になると苦しそう」
発疹 体のどこに、いつから出たか 「お腹に赤いぶつぶつ、夜9時から」
けいれん 何分続いたか、左右差があるか 「1分ほどで止まった」
機嫌・反応 呼びかけに応えるか、目が合うか 「声をかけると目を開けて答える」

長野市のガイドブックでも、熱だけでなく他の症状にも気をつけるよう書かれています。
感染症の流行期は、園で流行している病気を伝えるのも手がかりになります。

ひとりで夜に連れて行けないとき

夜に受診が必要になっても、きょうだいが寝ている、車がない、運転できる大人がいない、ということもあります。
伊豆には夜間救急まで距離がある地域もあり、ひとりで抱えると判断がさらに難しくなります。

そうしたときも、まず #8000 に「連れて行く手段がない」ことも含めて相談してください。
命にかかわる様子があるときは、迷わず119に電話して大丈夫です。
日ごろから、夜に頼れる家族や近所の人がいるか、タクシー会社の電話番号を控えておくと、いざというときの対応が早くなります。

夜の間に家でできること

受診を待つ間や、様子を見ると決めたときは、一般的に次のようなことが勧められています。
薬の使い方は、医師や薬剤師の指示に従ってください。

– 水分を少しずつ、こまめに飲ませる
– 寒がるときは温め、暑がるときは薄着にする
– 嫌がらなければ、首の両側やわきの下などをおしぼりで冷やす
– 30分〜1時間おきに、体温と様子を見る
– 様子が変わったら、時間とあわせてメモする

伊豆の夜間救急・当番医の調べ方

伊豆では、夜間や休日に子どもを診てもらえる場所が市町や地域の医師会ごとに決まっていて、当番の医療機関は日によって変わります。
受診する前に、住んでいる地域の案内ページで確かめ、電話で小児を診てもらえるかを確認してから行くのが基本です。

伊豆13市町は、救急医療の地域が大きく次のように分かれています。

地域 主な市町 当番医の調べ先
熱海・伊東 熱海市、伊東市 各市の救急当番医・夜間救急のページ
沼津・三島周辺 沼津市、三島市、函南町 各市町の救急医療のページ、沼津医師会
田方 伊豆市、伊豆の国市(函南町の休日当番も) 田方医師会の救急当番医
賀茂 下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町 賀茂医師会の当番医表

(2026年11月時点。
いずっこ編集部が各市町の公式ページで確認した地域の分け方です。
細かな区分は各ページで確かめてください)

夜間救急や当番医でも、小児科医がいない時間や場所があります。
受診する前に、必ず電話で子どもを診てもらえるか確かめてください。

今日できる一歩

今日できることは、住んでいる市町の「夜間救急・当番医」のページをスマホのブックマークに入れておくことです。

熱が出てから探すと、焦ってなかなか見つかりません。
当番医の表は月ごとに更新されることが多いので、市町のホームページの場所だけ覚えておき、受診の前に最新の表を開くようにすると安心です。
#8000 をスマホの連絡先に登録しておくのも、すぐできる準備です。
保険証(マイナ保険証)、子ども医療費受給者証、母子健康手帳の置き場所を決めておくと、夜に出かけるときに慌てずにすみます。

ブックマーク、#8000の登録、持ち物の置き場所。
この3つを、子どもが元気な今日のうちにやっておくと安心です。

伊豆で相談できるところ

ここでは、伊豆の市町が出している夜間救急・当番医の案内ページを紹介します。
当番の医療機関や時間は変わることがあるため、受診の前に各ページと電話で確かめてください(2026年11月時点。
11月4日に各市町の公式ページで確認)。

傘についた雨粒

全市町共通:静岡こども救急電話相談(#8000)

受診に迷ったときに、看護師や小児科医が電話でアドバイスします。
毎日24時間です。
静岡県 静岡こども救急電話相談(#8000番)

熱海市:救急当番医

当番医は月ごとに市のページで確認できます。
小児の急病の受け入れについても、このページに案内があります。
熱海市 救急当番医

伊東市:伊東市立夜間救急医療センター

市の案内では、診療科目は内科(小児科)・外科です。
受診の際は保険証や子ども医療費受給者証などを持っていきます。
伊東市立夜間救急医療センター

沼津市:沼津夜間救急医療センター

市の案内では、診療科目は内科・小児科・外科です。
函南町の案内ページでも、夜間の受診先として紹介されています。
沼津市 沼津夜間救急医療センター

三島市:平日夜間・休日の救急医療体制

三島メディカルセンター(内科・小児科・外科)など、夜間・休日の受診先と、救急当番医の自動音声案内が載っています。
三島市 救急医療体制

伊豆市:休日・夜間当番医

田方医師会の休日当番表と、夜間の受診先が案内されています。
伊豆の国市・函南町の人も、田方医師会の当番表を使います。
伊豆市 休日・夜間当番医

下田市:休日当番医のご案内

下田市と賀茂郡(東伊豆町・河津町・南伊豆町・松崎町・西伊豆町)の当番医は、賀茂医師会の当番医表で確認できます。
下田市 休日当番医のご案内

ほかの市町の情報は市町ごとの一覧(/town/)から、子どもの病気のときに使える窓口は病気のとき(/byouki/)にまとめています。

よくある質問(FAQ)

夜中に38℃の熱が出たら、すぐ救急に行くべきですか?

熱の高さだけで決めるのではなく、機嫌・顔色・水分がとれているかなどの様子で考えるのが一般的です。
ただし、生後3か月未満の赤ちゃんの38℃以上の熱は、自治体が「急いで受診の目安」としています。
迷ったら #8000 に電話してください。

#8000はつながりにくいことがありますか?

時間帯によっては混み合うことがあります。
つながらない間に様子が急に悪くなったときは、119に電話してください。

救急車を呼ぶか迷うときはどうすればいいですか?

静岡県には救急安心電話相談(#7119)もあり、救急車を呼ぶか・受診すべきか迷ったときに相談できると伊東市などが案内しています。
命にかかわると感じたら、迷わず119に電話してください。

夜間救急に行くとき、何を持っていけばいいですか?

保険証(マイナ保険証)、子ども医療費受給者証、母子健康手帳、お薬手帳が一般的です。
伊東市の夜間救急医療センターのページでも、保険証や子ども医療費受給者証などを持っていくよう案内しています。

昼間に受診したのに、夜また熱が上がりました。

熱は夕方から夜にかけて上がりやすく、長野市のガイドブックでも、体温は1日のうちで変動し、夕方に高くなりやすいと説明されています。
昼間に診てもらっていても、ぐったりしている、水分がとれないなど様子が変わったときは、#8000 に相談してください。

熱が下がったら、受診しなくていいですか?

熱が下がっても、元気がない、水分がとれない、などの様子が続くときは、長野市のガイドブックも「急いで受診の目安」に挙げています。
迷うときは、かかりつけの医療機関か #8000 に相談してください。

まとめ:迷ったら#8000、命にかかわるときは119

夜に子どもが熱を出して病院へ行くか迷ったら、まず静岡こども救急電話相談 #8000(毎日24時間)に電話してください。
生後3か月未満の38℃以上の熱、ぐったりしている、水分がとれない、けいれん、といった様子は、自治体が急いで受診する目安として案内しています。

伊豆では、夜間救急や当番医は市町や医師会ごとに決まっています。
子どもが元気なうちに、住んでいる地域の案内ページを確かめておくと、いざというときに迷う時間を減らせます。
命にかかわると感じたときは、迷わず119に電話してください。

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急な病気で迷ったら #8000(小児救急電話相談・毎日24時間)。

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この記事を書いた人

地域ごとの子育て情報ネットワーク「kocco(コッコ)」の編集部です。運営は静岡県熱海市の株式会社峰。子育て支援センター・一時預かり・手当などの情報は、各市町や施設の公式ページで確かめて載せ、確かめた日を書いています。親の体験談はつくらず、医療の判断はしません。急な病気で迷ったら #8000(小児救急電話相談)へ。

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